各部門紹介

各部門紹介

医務局

精神科、小児科、内科、外科、リハビリテーション科、循環器科、耳鼻咽喉科、整形外科、婦人科、歯科を開設し、
医療を提供しております。

医療技術部

心理科

心理検査

心理検査は、特性の評価や治療を進めていくうえでの補助として行われます。子どもから大人までの発達に関する検査が中心で、必要に応じて様々な検査を組み合わせています。
心理検査は主治医の判断が必要となりますので、ご希望の方はすくよか主治医にご相談ください。

日中活動

入所中の利用者さんの生活の質を高めるため、病棟職員とともに自立課題や創作活動などの日中活動を提供しています。
一人ひとりにあった活動となるよう、職員と相談しながら進めています。

リハビリテーション科

今までのリハビリテーションは、病気や怪我、老化など様々な原因によって生じた心身の障がいに対して、以前の状態に近づけるような練習を行うことだと考えられてきました。
しかし、現在は障がいのある方が、障がいを抱えたままでもより良い人生を送ることができるようなリハビリテーションを行うことが重要であると考えられています。
リハビリテーションは、「痛い」とか「しんどい」といったイメージがあると思います。
特にすくよかをご利用される方々は、こういった痛みや環境の変化に敏感な方が多いため、楽しみながら取り組んでもらえるようスタッフ一同心がけています。
当施設では、理学療法士5名と作業療法士2名が在籍しており、理学療法と作業療法を提供しています。

理学療法(PT)

理学療法とは、主に基本動作の練習を行うものです。基本動作とは、健康な方なら意識することなく行っているー起きる・座る・立つ・歩くなどの動作を言います。例えば、立位の練習を兼ねて立ったままで塗り絵をしたり、床に置いたボールを拾うことで屈伸動作を促しています。

  1. 立位トレーニングに使用する機器
    起立台
    起立台
    ティルトテーブル
    ティルトテーブル
  2. 立ち上がりや歩行を促す機器
    平行棒
    平行棒
    歩行器
    歩行器
  3. 立位や座位でのバランス感覚を養う機器や用具
    トランポリン
    トランポリン
    バランスボール
    バランスボール

作業療法(OT)

作業療法では、主に応用動作の練習を行います。基本動作とは違い、目的を持って行う動作が応用動作になるため、日常生活動作(食事やトイレ、入浴動作など)や余暇活動(趣味やスポーツなど)が対象となります。そのため、作業療法には日常生活動作の練習や手工芸、季節を感じ取ることで気分転換のできる散歩などが含まれ、幅広い分野で展開しています。

  1. 上肢機能の向上を目的として握り、摘み、手を伸ばす動作を促す用具
    輪入れ
    輪入れ
    紐通し
    紐通し
    棒挿し
    棒挿し
  2. 認知機能の向上を目的として言語の使用や物体認識などを促す用具
    絵カード
    絵カード
    パズル
    パズル
    折り紙
    折り紙
  3. 趣味や余暇活動を楽しみながら、機能や可能性を探るための用具
    貼り紙
    貼り紙
    絵画
    絵画
  4. 食事などの日常生活動作を自分で
    行なうための用具
    食事動作用自助具
    食事動作用自助具

外来でリハビリテーションを受けるには

医師の診察が必要となります。他院を受診している方は、かかりつけ医の紹介状か診療情報提供書をご持参のうえ当施設を受診していただくとスムーズです。受診には予約も必要ですので、まずはお電話にてご相談下さい。

  1. 訓練室、リハビリテーション風景

栄養管理室

栄養管理の一環として、また、生活の一部、楽しみの一つとして給食を提供しています。
利用者さんが安心安全に食べ続けるためには、食事形態の調整はもちろん、様々な要因が関わり合っているため、多職種と協働し、一人ひとりの「食べること」を支えています。
外来患者さんを対象に随時栄養指導も行っております。
ご希望の方は外来主治医にご相談ください。

業務内容

  1. 栄養管理:多職種と協働しながら栄養状態を評価し、一人ひとりの状態に応じた栄養管理を実施し、栄養状態の維持改善に努めています。
  2. 給食管理:給食委託会社と協力し、栄養、食事形態、衛生面に配慮した食事提供を行っています。

提供可能な食事形態

主食 米飯(6) 軟飯(4) 全粥(3)
副食 かたち 一口大 粗きざみ きざみ ミキサー プリン

※主食の( )は分かれている段階数です。

かたち
一口大
粗きざみ
きざみ
ミキサー
プリン

行事食紹介

お正月
たなばた
ハロウィン
クリスマス

看護部

すくよか看護部は、“利用者に寄り添い、心温まる看護を提供します”を理念として、
他の医療職や支援職と協働しながら、入所されている全ての利用者さんが、
毎日を活き活きと暮らしていく事をめざしています。
一般病院とは違い、利用者さんにとって『すくよか』は“終の住処”でもあります。
安全で安心な質の高い医療・看護を提供するだけではなく、
療育や、生活の場としての快適性、そして利用者さんのペースで
利用者さんの望みに添った日常生活であるように努めています。

専門性の高い看護職をめざして

利用者さん一人ひとりに寄り添った、安全で安心な質の高い看護を提供する為、看護部ではクリニカルラダーシステムを取り入れ、ラダー段階に応じた研修プログラムを計画し実施しています。同時に、学研eラーニングも導入し、病棟会などでの集合研修や隙間時間を活用した個人研修などに活用するなどの環境も整えています。
また、重症心身障害福祉協会認定 重症心身障害看護師が中心となり、利用者さんの特性に併せた看護が提供できるよう看護職員の育成にも取り組んでいます。

看護部体制 (2025.10.1現在)

看護部長 1名
看護部長補佐 1名
看護長 5名
主任 5名
リーダー 5名
看護職員 45名
日本重症心身障害福祉協会認定
重症心身障害看護師
5名

*日本重症心身障害福祉協会認定重症心身障害看護師の養成を支援し、また、認定看護師へのキャリアアップも支援しています。

支援部

支援部は入所されている方の生活全般を支えております。当施設はきた棟とみなみ棟に分かれた居住スペースがあり、
それぞれの障がい特性によって支援や介助・介護方法を検討し、個性を尊重しながらチームで取り組んでおります。
「支援員」と呼ばれる職員が、入居者の安心・安全の暮らしを念頭に、医療チームと協力をしながら進めております。

目標

  1. 利用者の意思決定支援に配慮し、個別支援計画に沿ったサービスを提供します。
  2. 利用者の個性に合わせた日中活動の提供と創造を行います。
  3. 利用者、ご家族などへ丁寧な説明や分かりやすい表現で伝えます。
  4. 支援員の専門性を高め、障がい理解だけでなく、介護や医療の知識を獲得します。
  5. 「不如人和」他者を尊重し、職員が働きやすい環境を整えます。

支援体制 (2025.4.1現在)

支援部長 1名
病棟長 1名
支援長 1名
サービス管理責任者(兼務) 4名
主任 6名
支援員 61名