すくよかの紹介

医療福祉センターすくよかの概要

開設日 2007年4月1日
定員 入所105名[医療型障害児入所施設(18歳未満対象) 療養介護(18歳以上対象) ]
短期入所/みなみ棟5名(併設型)、きた棟(空床型)
診療科目 10科
内科、小児科、循環器科、精神科、外科、整形外科、婦人科、耳鼻いんこう科、歯科、リハビリテーション科
建物 構造/鉄筋コンクリート造
  1. 病棟(きた•みなみ棟)平屋建・診療棟地上2階建
    [建築面積] 4,731.39rri[延床面積]5,613.01rri
  2. 療育棟平屋建[建築面積] 868.79吋[延床面積] 803.17rr
取り組み
  • 生活重視の福祉施設として
    ユニット制を採り入れた小集団での生活を墓本とし、利用者の視点に基づいた「住まい」としての形態を重視しています。
  • 福祉と融合した医療機関として
    利用者の方の様態を考慮し、適切な医療を提供しています。また、こんごう福祉センター利用者などの健康管理に寄与しています。
  • 在宅ニーズに応える地域拠点施設として
    一般診療、短期入所、リハビリテーションなどの多様なサービスの提供を通じて、地域に開かれた施設を目指しています。

施設長のご挨拶

田中 康博の画像
大阪府障害者福祉事業団
理事兼医療監兼すくよか施設長
田中 康博

すくよかは、伝統ある大阪府立こんごう福祉センターの敷地内に、重症心身障害児・者施設として、平成19年4月に開所しました。児童福祉法および障害者総合支援法上の施設であると同時に、医療法で規定される病院です。

重症心身障害児者とは、重度の知的障がいと重度の肢体不自由を併せ持つ人たちをいいます。福祉と融合した医療機関として、医療の重度化に対応すると同時に、生活に即した支援を提供し健やかな心身の成長発達を支援する施設です。
診療対象はすべて障がいのある方々です。外来はこんごう福祉センター全体と地域の方々の診療を担っています。病棟は55床の病棟が二つです。うち一つは一般病床で超重症と準超重症の方々が約半数を占めます。もう一方は精神病床です。行動障害を有する方が多く、強度行動障害にも対応しています。18歳未満が対象の医療型障害児入所施設と18歳以上を対象とする療養介護支援を一体運営しています。

「すくよか」は広辞苑には「心や体のしっかりしているさま。すくよか。」とあります。また、古典「増鏡」のなかに、南北朝時代の武将大楠公楠木正成について、「心猛くすくよかなるもの」との賛辞があります。その居城であった千早赤坂城は当施設からほど近い所です。これにあやかって「医療と福祉の融合」をコンセプトに、利用者の方々の健康で明るい生活を願って施設名とされました。

安全安心で信頼できる医療と支援の提供、療育と療養介護の充実、地域の障がい児者支援を含む利用者サービスの向上がすくよかの基本方針です。このホームページの写真でご覧いただけるように、四季折々の自然に恵まれた環境にあります。その中で私たち職員も、利用者さんの笑顔から心の安らぎをもらい、命の尊さを実感しつつ、日々仕事に励んでいます。

事業団理念

障がい者福祉をもっと、
ちいきの当たり前に。
すくよかの基本方針
  • 重症心身障がい児・者が、社会の一員として尊重され、その人らしくいきいきと生きることができ、安全で快適に暮らせるよう支援します。
  • 重症心身障がい児・者の生命の尊厳を守り、健やかな心身の成長発達を支援するため一人ひとりの生活の質(QOL) の向上を目指して、福祉•医療・教育の専門的なサービスを総合的に提供します。
  • 重症心身障がい児・者が安心して地域生活ができるよう、地域ニーズに応えられる開かれた施設づくりに努めます。

院内掲示

組織図