入所・入院

入所・入院

きた棟のご紹介

きた棟では、重度の知的障がい、重度の行動障がい、身体障がい、高齢など複合的に合わさった方が生活をされています。
医療面でのケアと療育的な支援を融合し、利用者さんの個性を尊重した上で、多面的なサービスや意思決定支援を推進しています。
幅広い年齢層のライフステージにあった、その人らしいサービスの提供を目指しています。

  • 環境

    居室はユニット制を採用しており、1人1部屋の4~8室が1ユニットになります。中央にはリビングがあり、囲むような形で部屋が配置されています。リビングの天井は高く、外からたくさんの光が入る構造になっています。また、完全個室になっているため、利用者さんの気分に合わせた使い分けをし、穏やかな暮らしができるよう工夫をしています。

  • 食事

    食事は利用者さんの容態に合わせた形態(かたち、一口大、きざみ、粗きざみ、プリン食、ミキサー食)を提供しています。医師、管理栄養士などの意見を聞きながら、健康面や嚥下力、食の楽しみなどを踏まえた食事を準備しています。食事はすべて施設内の厨房で調理しているため、出来上がった食事をすぐに提供できるようにしています。

  • 入浴

    機械浴と一般浴があります。機械浴は週2回、一般浴は週3回実施しています。

  • 療育

    「構造化」という手法を用い、1つの課題を始まりから終わりまで分かりやすく掲示し、順序だてた方法を利用者さんへ提供しています。利用者さんの障がい特性に違いはありますが、その方にあったプログラムを検討し、実施しています。また、広大な敷地と豊かな自然の中、季節を感じながらの散歩を楽しむことができます。定期的に音楽を専門にしている職員がいろいろな楽器を通じて、音楽と触れる時間も作っています。

みなみ棟のご紹介

みなみ棟には重度の知的障がいがあり、かつ医療的なケアが必要な方が暮らしています。
人工呼吸器を使用している方、気管切開や胃ろうの方など、医療を受けながら生活をする場所であることを基本に、
日々の暮らしが潤いと喜びが満たされる事を目標としています。

  • 環境

    居室は4人部屋、2人部屋を基本に3ブロックにフロアーが分かれています。各ブロックにはリビングがあり、日中はそちらで過ごすことを基本とし、ベッドから離れる機会を作っています。

  • 食事

    管理栄養士や栄養摂食委員会など、利用者さんの食事の内容を検討しています。ひとり一人の栄養状態を確認し、ご本人に合った食事形態を考慮、提供しています。口から食べられない方も、医師や看護師などの意見を聞いた上、その方に合った栄養剤やミキサー食などを考え、注入食として準備もしています。利用者さんの体調や摂食の状況も見守りながら、栄養管理に努めています。

  • 入浴

    2回/週の機械浴を実施しています。機械浴以外の日は清拭などで清潔の保持を行っています。

  • 療育

    日々、医療的なケアを受けながら、日中活動や余暇活動を提供しています。散歩や手足のマッサージ、作業療法、音楽プログラム、季節の行事など、いろいろな活動を準備しています。また、可能な利用者さんについては、ヘルパーの付き添いで外出も行っています。 学齢期の利用者さんは藤井寺支援学校の訪問授業が3回/週あります。文化祭、運動会などの学校行事の際は、職員とご家族が付き添って参加をしています。

病棟のご紹介

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